フジクラ

電線業界で御三家の一角を占めるフジクラ<5803.T>の株価が30日に出来高を膨らませて前日比25円高と反発し、モメンタム系指標であるストキャスティックスの%DがS%Dを上回るなか、終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復してきた。ほぼ水平な25日線に5日線が下から接近しており、2本の移動平均線のカイ離幅は5円程度にまで縮小している。7月4日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開が期待できそうだ。連結PBRは0.6倍台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-07-31 08:30)