クミアイ化学工業

農薬専業で首位級のクミアイ化学工業<4996.T>が4日に前日比12円高と上伸してモメンタム系指標であるストキャスティックスが10%台半ばの低水準で%DがS%Dを上回るなか、終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復し、日足一目均衡表において2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限も突破してきた。2本の移動平均線のカイ離幅はわずか1円程度にまで縮小していることから、5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロスが形成寸前の状況になっており、目先上値を目指す展開が期待できそうだ。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-10-05 08:33)