米連邦準備理事会

(レートを更新しました)
[ニューヨーク 19日 ロイター] -

(カッコ内は前営業日比)

30年債
     (2105GMT)      89*25.00(‐1*14.00)=3.4236%
     前営業日終盤      91*07.00(+0*05.00)=3.3415%

10年債
     (2105GMT)      94*22.00(‐1*14.50)=2.3545%
     前営業日終盤      96*04.50(‐0*02.00)=2.1854%

5年債
     (2105GMT)      98*26.25(‐0*29.00)=1.2467%
     前営業日終盤      99*23.25(‐0*00.50)=1.0568%

2年債
     (2105GMT)      99*28.25(‐0*02.75)=0.3105%
     前営業日終盤      99*31.00(+0*00.25)=0.2661%


19日の米金融・債券市場では国債価格が大幅安。バーナンキ米連邦準備理事会(F
RB)議長は、連邦公開市場委員会(FOMC)終了後の会見で、経済見通しが正しけれ
FRBとして債券買い入れを縮小させる用意があるとの考えを示した。

バーナンキ議長の発言を受け、市場では金融緩和の終了が予想よりも早く訪れるとの
見方が強まり、将来的な利上げをめぐる思惑から国債への売りが膨らんだ。10年債利回
りは1年3カ月ぶりの水準に上昇したほか、5年債利回りも2011年8月以来の高水準
となった。
ブラウン・アドバイザリー(ボルティモア)の債券ポートフォリオ・マネジャー、ト
マス・グラフ氏は「わたしを含め投資家の大半が予想していた以上にバーナンキ議長はタ
カ派だった」と指摘。「個人的に最も驚いたことは、FRBが最近のインフレ鈍化をほと
んど考慮していないことだった」とし、インフレ鈍化でFRBはさらに様子見を続けると
想定していたと述べた。
バーナンキ議長の言葉からは、緩和縮小と引き締めとが明確に区別されていたものの
、市場関係者の間では、議長が今回、5月に言及した債券買い入れ縮小の可能性を否定し
なかったことで、失望感が広がったという。

10年債は1─4/32安。利回りは2.318%と前日から13ベー
シスポイント(bp)上昇した。

Tボンド先物9月限<3USU3>は1─18/32安の138─00/32。
Tノート先物9月限<3TYU3>は1─10.50/32安の127─29/32。


 <ドル・スワップスプレッド>
LAST Change
U.S. 2-year dollar swap spread 16.00 (unch)
U.S. 3-year dollar swap spread 17.00 (+1.00)
U.S. 5-year dollar swap spread 22.00 (+2.50)
U.S. 10-year dollar swap spread 20.00 (+2.00)
U.S. 30-year dollar swap spread -9.00 (+1.00)