NEC

通信インフラ設備で国内首位のNEC<6701.T>の株価が20日に5000万株を超える大商いを演じて3営業日ぶりに上昇に転じ、前日比8円高と反発してきた。終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復しており、緩やかに上昇中の25日線に5日線が下から接近している。2本の移動平均線のカイ離幅が2円程度にまで縮小していることから、4月8日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス形成が射程圏内に入っており、目先上値を目指す展開になりそうだ。連結PBRは0.9倍台と割安な水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-05-21 08:40)