東海カーボン

タイヤ向けカーボンで首位の東海カーボン<5301.T>の株価が21日まで3連騰となっており、21日には出来高を膨らませて前日比10円高と上伸し、終値で25日移動平均線を抜いてきた。5日線と25日線のカイ離幅が3円程度にまで縮小していることから、約1カ月ぶりとなる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス形成が射程圏内に入っており、目先上値を目指す展開になりそうだ。週足でも今週には13週・26週の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復しており、中期的には2月7日に付けた年初来高値である380円を更新する動きが期待できそうだ。連結PBRは0.6倍台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-05-22 08:42)