クラリオン

日立製作所傘下で車載機器製造専業のクラリオン<6796.T>の株価が6日に4営業日ぶりに上昇に転じて5日移動平均線に対するプラスカイ離を回復し、翌7日も431万株に及ぶ出来高を伴って前日比9円高と続伸してきた。相対力指数(RSI)は76%台まで上昇していることから過熱感も出始めているが、週足では先週に26週移動平均線を上回っており、株価が13週・26週の両移動平均線の上位に位置してきたことから、中期的に上値を目指す動きが期待できそうだ。連結PERは10倍台の水準にあり、バリュエーション的にも特に割高感は感じられない。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-12-10 08:38)