THK

直動案内機器で世界シェアの6割を占めるTHK<6481.T>の株価が15日に前日比88円高と反発して、終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復し、日足一目均衡表の2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきた。上昇中の25日線に5日線が下から接近しており、2本の移動平均線のカイ離幅が24円程度にまで縮小していることから、約1カ月ぶりとなる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス形成も接近している。週足でも今週には上値を抑えられていた26週移動平均線を上回ってきたことから、中期的に上値を目指す動きが期待できそうだ。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-11-16 08:41)