ニコン

半導体・液晶製造用露光装置で世界的なニコン<7731.T>の株価が1800円台後半で下値を固める動きを継続していたが、8日には前日比16円高と上伸して、終値で1900円台を回復してきた。オシレータ系指標であるストキャスティックスが10%程度の低水準で%DがS%Dを上回るなか、終値で5日移動平均線を上回ってきたことから、目先は1960円台半ばに位置する25日移動平均線を目指したリバウンド局面入りとなりそうだ。日足一目均衡表においても遅行スパンの好転が接近している。連結PERは12倍台の水準にあり、バリュエーション的にも割高感は感じられない。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-11-09 08:42)