栄研化学

臨床検査薬大手の栄研化学<4549.T>の株価が29日に前日比23円高と上伸して、日足一目均衡表の2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先強含みの展開が想定される。週足でも先週の13週移動平均線に対するプラスカイ離回復に続き、今週には26週移動平均線も上回ってきた。2本の移動平均線のカイ離幅が5円程度にまで縮小していることから、13週線と26週線のゴールデンクロス形成が接近しており、中期的には4月24日に付けた年初来高値である1184円を目指す動きが期待できそうだ。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-10-30 08:40)