井関農機

農業機械専業3位でコンバイン、田植機に強みを持つ井関農機<6310.T>が30日後場から出来高を膨らませ、87万株の出来高を伴って前日比5円高と上伸してきた。終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復しており、両移動平均線のカイ離幅がわずか2円程度にまで縮小している。9月20日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロスが形成寸前の状況になっていることから、目先上値を目指す展開が期待できそうだ。日足一目均衡表においても遅行スパンの好転が接近している。連結PBRは0.7倍台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-10-31 08:45)