太平洋セメント

セメント業界で首位の太平洋セメント<5233.T>の株価が2日に1732万株に及ぶ出来高を伴って前日比7円高と反発してきた。終値で5日移動平均線に対するプラスカイ離を回復しており、日足一目均衡表において2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきた。2日終値は25日移動平均線とほぼ同水準に位置していることから、終値で25日線を抜けてくれば、目先上値を目指す展開になりそうだ。週足では今週、26週移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。

 13年3月期連結業績は経常利益で前期比51%の増益見通しである。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-08-03 08:27)