旭硝子

建築・自動車用ガラスで世界最大級の旭硝子<5201.T>の株価が28日に1100万株に及ぶ出来高を伴って前日比10円高と上伸して、終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復してきた。2本の移動平均線のカイ離幅も6円程度にまで縮小していることから、2月14日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が射程圏内に入っており、目先上値を目指す展開になりそうだ。週足でも19日には13週線と26週線のゴールデンクロスを形成済みである。連結PERが10倍台、連結PBRは1倍程度、配当利回りは3.6%台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-03-29 08:34)