日本触媒

アクリル酸で世界3位の日本触媒<4114.T>の株価が28日まで3連騰となっており、28日には159万株に及ぶ出来高を伴って前日比21円高(基準値比は変わらず)と上伸して、終値で25日移動平均線を抜いてきた。ほぼ水平な25日線に5日線が下から接近しており、2本の移動平均線のカイ離幅が11円程度にまで縮小している。1月18日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が接近していることから、目先上値を目指す展開が想定される。

 12年3月期連結業績は経常利益で前期比6%の増益見通しであり、連結PERは9倍台と割安な水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-03-29 08:36)