大平洋金属

フェロニッケルで国内首位の大平洋金属<5541.T>の株価が7日に5日移動平均線に対するプラスカイ離を回復し、翌8日も前日比13円高と続伸して、終値で25日移動平均線を上回ってきた。ほぼ水平な25日線に5日線が下から接近しており、2本の移動平均線のカイ離幅も12円程度にまで縮小している。5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が接近していることから、目先上値を目指す展開が期待できそうだ。また、週足でも13週移動平均線と26週移動平均線ゴールデンクロス形成が射程圏内に入っている。連結PBRは0.7倍台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-03-09 08:31)