日本製鋼所

大型鋳鍛鋼で世界有数な日本製鋼所<5631.T>の株価が8日に前日比11円高と上伸して、オシレータ系指標であるストキャスティックスが10%台後半の低水準で%DがS%Dを上回るなか、終値で5日移動平均線に対するプラスカイ離を回復し、日足一目均衡表の2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきた。目先リバウンド局面入りが想定され、610円程度の水準に位置する25日移動平均線を目指す展開になりそうだ。週足は13週移動平均線に対するプラスカイ離を維持している。2日時点の東証信用倍率は0.49倍と取組も良好である。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-03-09 08:33)