花王

トイレタリーで国内首位の花王<4452.T>の株価が28日に後場から出来高を膨らませて前日比33円高と上伸し、日足一目均衡表の2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先強含みの展開が想定される。週足でも今週には26週移動平均線に対するプラスカイ離を回復しており、中期的にも上値を目指す動きが期待できそうだ。

 12年3月期連結業績は経常利益で前期比4%の増益見通しであり、配当利回りも2.7%台の水準にある。24日時点の東証信用倍率は0.92倍と取組もきっ抗している。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-02-29 08:51)