積水ハウス

2012年は積水ハウス<1928.T>でスタートダッシュを切りたい。

 業績の回復基調が継続。12年1月期は2ケタ増益を計画している。連結PBR1倍を大きく割り込む株価は評価不足感が顕著。期末配当取り妙味もある。

 12年1月期連結営業利益予想は前期比20.7%増の680億円。太陽光発電システムや家庭用燃料電池エネファームを搭載した環境配慮型住宅「グリーンファースト」や、独自の制震システム「シーカス」を搭載した住宅を軸に受注が堅調。第3四半期累計(11年2−10月)の連結営業利益は前年同期比69.9%増の497億400万円となった。環境配慮型住宅や制震システムを備えた住宅へのニーズは、今後も高まるとみられ、同社の成長を支えると予想される。なお、期末配当予想は10円(年間合計20円)を予定。

 株価は11年11月下旬以降600円台後半で推移している。11年12月30日終値は683円で連結PBRは0.6倍台。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-01-04 10:02)