伊藤忠商事

総合商社大手の伊藤忠商事<8001.T>の株価が28日に前日比5円高と上伸して終値で25日移動平均線を抜き、日足一目均衡表の2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきた。緩やかに上昇中の25日線に5日線が下から接近しており、2本の移動平均線のカイ離幅も6円程度にまで縮小している。約1カ月ぶりとなる5日線と25日線のミニゴールデンクロス形成が射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開になりそうだ。週足でも今週には再び13週移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。配当利回りは4.2%台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2011-12-29 08:43)