太平洋セメント

セメント業界で首位の太平洋セメント<5233.T>の株価が13日に5945万株に及ぶ出来高を伴って前日比20円高と上伸し、終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復してきた。上昇に転じ始めた25日線に5日線が下から接近しており、2本の移動平均線のカイ離幅が3円程度にまで縮小している。8月7日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開が想定され、10月21日に付けた年初来高値を更新する展開になりそうだ。

 14年3月期連結業績は経常利益で前期比74%の増益見通しである。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-11-14 08:28)