DIC

インキで世界首位のDIC<4631.T>が4日に5日線と25日線のミニ・デッドクロス(DC)を形成したが、7日には715万株に及ぶ出来高を伴って前週末比8円高と反発してきた。オシレータ系指標であるストキャスティックスが10%台半ばの低水準で%DがS%Dを上回るなか、終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。2本の移動平均線のカイ離幅が2円程度しかないことから、今度は反対に5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)が形成寸前の状況になっており、目先リバウンド局面が継続しそうだ。連結PERが7倍台、配当利回りは2.9%台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-10-08 08:30)