高砂香料工業

香料で国内首位の高砂香料工業<4914.T>の日足がダブルボトム型のチャートを形成し、26日には前日比10円高と上伸してきた。オシレータ系指標であるストキャスティックスが10%台後半の水準で%DがS%Dを上回るなか、終値で5日移動平均線に対するプラスカイ離を回復してきた。25日移動平均線に対するマイナスカイ離も2%台にまで縮小していることから、終値で25日線を抜いてくれば、目先上値を目指す展開が想定される。

 14年3月期連結業績は減益見通しであるが、連結PBRは0.7倍と割安な水準にあることから、下値リスクも小さそうだ。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-06-27 08:31)