ダイセル

ダイセル<4202.T>の株価が10日に6営業日ぶりに上昇に転じ、前日比47円高と反発してきた。オシレータ系指標であるストキャスティックスが10%程度の低水準で%DがS%Dを上回るなか、終値で5日移動平均線に対するプラスカイ離を回復し、日足一目均衡表においても2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限も突破してきた。25日移動平均線に対するマイナスカイ離は7%台に達していることから、目先リバウンド局面入りとなりそうだ。連結PERが14倍程度、連結PBRは1.1倍台の水準にあり、バリュエーション的にも割高感は感じられない。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-06-11 08:57)