の太平洋セメント

セメント業界で首位の太平洋セメント<5233.T>の株価が10日に前日比18円高と上伸して300円台に接近してきた。モメンタム系指標の代表的存在である相対力指数(RSI)が6日の31%台を底に上昇に転じるなか、終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。2本の移動平均線のカイ離幅が9円程度にまで縮小していることから、4月11日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス形成が射程圏内に入っており、目先上値を目指す展開になりそうだ。

 14年3月期連結業績は経常利益で前期比22%の増益見通しである。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-06-11 08:57)