シスメックス

検体検査用機器・試薬で高シェアを持つシスメックス<6869.T>が8日にオシレータ系指標であるストキャスティックスが低水準で%DがS%Dを上回るなか、終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復し、翌9日も前日比160円高と続伸してきた。上昇中の25日線に5日線が下から接近しており、2本の移動平均線のカイ離幅も91円程度にまで縮小している。昨年11月29日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス形成が射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開になりそうだ。

 14年3月期連結業績は経常利益で前期比30%の増益見通しである。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-05-10 08:48)