東海カーボン

タイヤ向けカーボンで首位の東海カーボン<5301.T>の株価が8日に終値で25日移動平均線を抜き、10日には前日比13円高と上伸して日足一目均衡表の2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきた。上昇に転じ始めた25日線に5日線が下から接近しており、2本の移動平均線のカイ離幅が2円程度にまで縮小している。3月19日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロスが形成寸前の状況になっていることから、上値を目指す展開が継続しそうだ。週足でも今週には26週・13週の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-04-11 08:34)