太平洋セメント

セメント業界で首位の太平洋セメント<5233.T>の株価が9日に前日比7円高と続伸して終値で25日移動平均線を抜き、日足一目均衡表において2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきた。5日・25日の両移動平均線のカイ離幅が8円程度にまで縮小していることから、約1カ月ぶりとなる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス形成も視野に入り始めており、目先堅調な値動きが期待できそうだ。週足でも今週には13週移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。

 13年3月期連結業績は経常利益で前期比64%の増益見通しである。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-04-10 08:52)