大平洋金属

ステンレス原料のフェロニッケルで国内首位の大平洋金属<5541.T>の株価が9日に前日比17円高と上伸して、一時500円台に乗せてきた。終値で25日移動平均線を上回り、日足一目均衡表においても2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を再突破してきた。上昇に転じ始めた25日線に5日線が下から接近しており、両移動平均線のカイ離幅も13円程度にまで縮小していることから、5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス形成も接近している。連結PBRは0.9倍程度の水準にあり、5日時点の東証信用倍率は1.29倍と取組もきっ抗している。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2013-04-10 08:49)