富士ソフト

富士ソフト<9749.T>の株価が煮詰まっている。前週末には、日足一目均衡表「雲」を上抜けたこともあり、もみ合い離脱の動きが期待できそうだ。

 短期的には、1700円前後にまとまる戻り売り消化がポイントになるが、8月以降、75日移動平均線が中期のサポートラインとして機能を果たしており、下値不安は少ない。

 投資家心理を現すサイコロジカルラインは50%以下で相場は初動段階。全般高が持続すれば、出遅れ感からの買いも期待される。

 13年3月期予想の連結経常利益は前期比54.7%増の70億5000万円。業績面からの買い安心感も誘いやすい。PBR0.7倍台は割安で押し目買い好機となりそうだ。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-12-25 11:20)