日本カーボン

人造電極大手の日本カーボン<5302.T>の株価が15日に6営業日ぶりに上昇に転じ、翌16日も前日比9円高と続伸してきた。モメンタム系指標であるストキャスティックスが10%台半ばの低水準で%DがS%Dを上回るなか、5日線と25日線のミニ・デッドクロスを寸前で回避し、終値で両移動平均線に対するプラスカイ離を回復してきたことから、目先リバウンド局面が継続しそうだ。週足でも先々週以降終値ベースで13週移動平均線に対するプラスカイ離を維持しており、中期トレンドで底打ち感が出始めている。連結PBRは0.5倍台、配当利回りは3.4%台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-11-19 08:39)