日本カーボン

人造電極大手の日本カーボン<5302.T>の株価が25日移動平均線をサポートラインに切り返し、6日には419万株に及ぶ出来高を伴って前日比19円高と上伸してきた。日足一目均衡表においても遅行スパンが好転しており、6日終値は2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先上値を目指す展開が期待できそうだ。週足でも13週移動平均線に対するプラスカイ離を回復しており、中期トレンドで底打ち感が出始めている。連結PBRは0.6倍程度、配当利回りは3.1%台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-11-07 08:25)