電通

広告業界で国内首位の電通<4324.T>の株価が29日に前日比39円高と上伸して、終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復してきた。2本の移動平均線のカイ離幅も6円程度にまで縮小していることから、9月18日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス形成が射程圏内に入っており、目先上値を目指す展開になりそうだ。週足でも13週移動平均線に対するマイナスカイ離は1%台にまで縮小しており、終値で13週線を上回ってくれば、中期トレンドでも底打ち感が出始めそうだ。19日時点の東証信用倍率は0.83倍と取組も良好である。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-10-30 08:38)