明和産業

化学品・樹脂主体の中堅商社である明和産業<8103.T>の株価が22日に295万株に及ぶ出来高を伴って前日比35円高と上伸し、上値を抑えられていた25日移動平均線終値で抜いてきた。株価が5日・25日の両移動平均線の上位に位置するなか、ほぼ水平な25日線に5日線が下から接近している。2本の移動平均線のカイ離幅が9円程度にまで縮小していることから、8月17日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス形成が接近しており、目先上値を目指す展開になりそうだ。連結PERは6倍台、連結PBRも0.9倍程度の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-10-23 08:39)