日本電気硝子

薄型テレビ用ガラス大手の日本電気硝子<5214.T>の株価が11日の安値392円を底に切り返し、12日には前日比11円高と続伸してきた。オシレータ系指標であるストキャスティックスの%DがS%Dを上回るなか、終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。緩やかに上昇中の25日線に5日線が下から接近しており、2本の移動平均線のカイ離幅が9円程度にまで縮小している。5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロスも射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開が期待できそうだ。連結PBRは0.4倍台、配当利回りは3.7%台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-10-15 08:32)