新日鉄住金

国内で粗鋼生産首位の新日鉄住金<5401.T>の株価が12日に6778万株に及ぶ出来高を伴って前日比9円高と上伸して終値で25日移動平均線を抜き、日足一目均衡表においても2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきた。上昇に転じ始めた25日線に5日線が下から接近しており、2本の移動平均線のカイ離幅もわずか1円程度にまで縮小している。約1カ月ぶりとなる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロスも形成寸前の状況になっていることから、目先上値を目指す展開が期待できそうだ。連結PBRは0.8倍台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-10-15 08:30)