日立製作所

総合電機・重電トップの日立製作所<6501.T>の株価が14日に前日比21円高と反発して終値で25日移動平均線を抜いてきた。株価が5日・25日の両移動平均線の上位に位置するなか、2本の移動平均線のカイ離幅がわずか1円程度にまで縮小している。約1カ月ぶりとなる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス形成が射程圏内に入ってきていることから、目先上値を目指す展開になりそうだ。連結PERは11倍台程度と割安な水準で、13日には「未定」としていた中間配当(前期中間実績は3円)を5円に増配すると発表。予想配当利回りは年2.0%台と高く、中間配当狙いの買いも期待される。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-09-18 08:40)