日本電気硝子

薄型テレビ用ガラス大手の日本電気硝子<5214.T>の日足が5日移動平均線をサポートラインに下値を切り上げる動きを継続し、10日には終値で25日移動平均線を抜いてきた。翌11日は小幅ながら4日続伸となっており、株価が5日・25日の両移動平均線の上位に位置するなか、ほぼ水平な25日線に5日線が下から接近している。2本の移動平均線のカイ離幅が10円程度にまで縮小していることから、約1カ月ぶりとなる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス形成が射程圏内に入っており、目先上値を目指す展開になりそうだ。連結PBRは0.4倍台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-09-12 08:34)