鬼怒川ゴム工業

日産系の自動車用ゴム部品大手の鬼怒川ゴム工業<5196.T>の株価が7日に6営業日ぶりに上昇に転じ、前日比16円高と反発して500円台を回復してきた。モメンタム系指標であるストキャスティックスが10%台半ばの低水準で%DがS%Dを上回るなか、終値で5日移動平均線に対するプラスカイ離を回復し、一目均衡表日足の2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先リバウンド局面が継続しそうだ。

 13年3月期連結業績は経常利益で前期比微増益見通しであるが、連結PERは6倍台と割安な水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-09-10 08:30)