日本ピラー工業

カニカルシールで業界4位の日本ピラー工業<6490.T>の株価が13日に6営業日ぶりに上昇に転じ、前日比17円高と反発してきた。オシレータ系指標であるストキャスティックスが1ケタ台の低水準で%DがS%Dを上回るなか、ボリンジャーバンド日足の−2σラインを上回ってきた。5日移動平均線に対するマイナスカイ離が1%台にまで縮小していることから、終値で5日線を上回ってくれば、目先リバウンド局面入りとなりそうだ。

 13年3月期連結業績は経常利益で前期比4%の増益見通しであるが、連結PERは6倍台、連結PBRは0.5倍台とバリュエーション的に割安な水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-07-17 08:27)