富士重工業

富士重工業<7270.T>の株価が21日に698万株に及ぶ出来高を伴って前日比16円高と続伸して、日足一目均衡表の2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきた。目先強含みの展開が想定され、5月10日に付けた直近の高値である650円を抜いてくれば、3月15日に付けた年初来高値である697円を目指す動きが期待できそうだ。週足では今週には13週移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。

 13年3月期連結業績は経常利益で前期比69%の増益見通しであり、連結PERが10倍程度の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-06-22 08:34)