古河電気工業

電線業界で御三家の一角を占める古河電気工業<5801.T>の株価が11日に前日比11円高と反発して、上値を抑えられていた25日移動平均線終値で上回ってきた。5日・25日の両移動平均線のカイ離幅が2円程度にまで縮小していることから、4月19日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が射程圏内に入っており、目先上値を目指す展開になりそうだ。日足一目均衡表において遅行スパンの好転が接近している。

 13年3月期連結業績は営業利益で前期比56%増、最終損益で黒字転換の見通しであり、連結PBRは0.8倍台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-06-12 08:34)