タダノ

建設用クレーンで最大手のタダノ<6395.T>の7日の株価が前日比16円高と上伸して、日足一目均衡表の2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先強含みの展開が想定される。週足では26週移動平均線をサポートラインに切り返し、今週には13週移動平均線も上回ってきたことから、中期的には3月14日に付けた年初来高値である641円を目指す動きが期待できそうだ。

 13年3月期連結業績は経常利益で前期比21%の増益見通しであり、1日時点の東証信用倍率は0.43倍と良好な取組である。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-06-08 08:29)