東レ

合繊最大手の東レ<3402.T>の株価が週明け23日に前日比2円高と小幅上伸して、再び終値で25日移動平均線を上回ってきた。株価が5日・25日の両移動平均線の上位に位置するなか、2本の移動平均線のカイ離幅もわずか1円程度にまで縮小している。3月12日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)が形成寸前の状況になっていることから、目先上値を目指す展開が期待できそうだ。週足でも下カゲが13週移動平均線に絡みながら下値を切り上げる展開が継続している。連結PERは15倍台とバリュエーション的にも割高感は感じられない。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-04-24 08:37)