三菱製鋼

特殊鋼が中心の三菱製鋼<5632.T>の株価が20日に前日比6円高と上伸して、オシレータ系指標であるストキャスティックスの%DがS%Dを上回るなか、終値で5日移動平均線に対するプラスカイ離を回復し、日足一目均衡表においても2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先リバウンド局面が継続しそうだ。週足でも週末終値ベースで13週移動平均線に対するプラスカイ離を維持している。連結PERは12倍程度、連結PBRも0.8倍台の水準にあり、バリュエーション的にも割高感は感じられない。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-04-23 08:36)