アルプス電気

電子部品大手であるアルプス電気<6770.T>の日足が下降トレンドとなっていたが、11日には7営業日ぶりに上昇に転じ、終値では前日比10円高となった。モメンタム系指標を見ると相対力指数(RSI)が低水準で緩やかに上昇に転じるなか、ストキャスティックスも10%台半ばの低水準で%DがS%Dを上回り、終値で5日移動平均線に対するプラスカイ離を回復してきた。日足一目均衡表においても2つの先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先リバウンド局面入りが期待できそうだ。週足でも13週移動平均線に対するプラスカイ離を維持している。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-04-12 08:35)