ダイセル

ダイセル<4202.T>の株価が500円台を割り込まずに切り返し、11日には出来高を膨らませて前日比9円高と上伸してきた。オシレータ系指標であるストキャスティックスが10%台半ばの低水準で%DがS%Dを上回るなか、終値で5日移動平均線に対するプラスカイ離を回復し、日足一目均衡表においても2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきたことから、目先リバウンド局面入りとなりそうだ。連結PERは13倍台、連結PBRも0.9倍程度の水準にあり、6日時点の東証信用倍率が0.43倍と取組も良好である。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-04-12 08:32)