三晃金属工業

金属屋根大手の三晃金属工業<1972.T>が23日に5日線と25日線のミニ・デッドクロス(DC)を形成したものの、週明け26日には出来高を膨らませて前日比11円高と上伸してきた。オシレータ系指標であるストキャスティックスが10%台半ばの低水準で%DがS%Dを上回るなか、終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復してきた。今度は反対に5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)が形成寸前の状況になっていることから、目先上値を目指す展開になりそうだ。

 12年3月期単体業績は経常利益で前期比2.1倍強の増益見通しであり、連結PBRは1倍程度の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-03-27 08:36)