富士電機

富士電機<6504.T>の株価が22日に2000万株近い出来高を伴って前日比6円高と上伸して、終値で25日移動平均線を抜き、日足一目均衡表において2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきた。緩やかに上昇中の25日線に5日線が下から接近しており、2本の移動平均線のカイ離幅が2円程度にまで縮小している。約1カ月ぶりとなる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成が射程圏内に入っていることから、目先上値を目指す展開になりそうだ。週足では今週には13週・26週の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-03-23 08:32)