日本電工

新日鉄系で合金鉄首位の日本電工<5563.T>の株価が27日に前日比9円高と上伸して終値で25日移動平均線を抜き、日足一目均衡表において2本の先行スパンで囲まれた「雲」と呼ばれる抵抗帯の上限を突破してきた。5日・25日の両移動平均線のカイ離幅が5円程度にまで縮小していることから、1月20日以来となる5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成も射程圏内に入っており、目先上値を目指す展開になりそうだ。週足は今週には再び13週移動平均線に対するプラスカイ離を回復している。連結PBRは0.7倍台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-02-28 08:38)