栗田工業

総合水処理最大手の栗田工業<6370.T>が15日に5日線と25日線のミニ・デッドクロス(DC)を形成したが、17日には前日比37円高と上伸して終値で25日移動平均線を抜いてきた。5日・25日の両移動平均線のカイ離幅も1円程度にまで縮小していることから、今度は反対に5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)が形成寸前の状況になっており、目先上値を目指す展開が期待できそうだ。週足でも株価は13週・26週の両移動平均線の上位に位置している。

 12年3月期連結業績は経常利益で前期比4%の増益見通しであり、10日時点の東証信用倍率は0.44倍と取組も良好である。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-02-20 08:42)