DIC

インキで世界首位のDIC<4631.T>が2日に5日線と25日線のミニ・デッドクロス(DC)を形成したものの、翌3日には変わらずを挟み7営業日ぶりに上昇に転じ、前日比6円高と反発してきた。モメンタム系指標であるストキャスティックスが10%台前半の低水準で%DがS%Dを上回るなか、終値で5日・25日の両移動平均線に対するプラスカイ離を回復してきた。2本の移動平均線のカイ離幅がわずか1円程度にまで縮小していることから、今度は反対に5日線と25日線のミニ・ゴールデンクロス(GC)形成寸前の状況になっており、目先上値を目指す展開になりそうだ。連結PERは7倍台の水準にある。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2012-02-06 08:33)